モデルグラフィックス 2021年2月号

新しい年が明けました。
去年はあまり製作が進まなかったので、
今年こそは積みプラを・・・(以下ループ)
フィギアの塗装が特集なら買う!
としているのでモデルグラフィックス2021年2月号購入。
「美少女フィギア最強塗装GUIDE」
「とにかくかわいく塗りたい!」
と副題がついている通り
とにかく最強で、とにかくかわいいを追求した
How toにはなっているんですが、
PVC完成品のフィニッシャーさん達の
超絶技巧のオンパレード
「アッカーマン家の血筋」か「自分の意志で巨人化できる人間」
であれば可能かもしれませんが、
「この狭い壁の中で、飯と酒にありつければ
それで満足な部類な人間」
である壁の中の人間である自分には
無理ゲーのオンパレード(笑)

そうは言っても神のご慈悲(笑)で
壁の中の人な自分でもやればできそうで、
今までどうしたらいいんだろうと思っていた
タイツの表現方法とか載ってます。
このタイツの表現方法もそうですが、
同じページに模型誌に技巧として
ちゃんと載せるのは初と思われる
技巧も載っているので、ここだけでも買いかな(笑)
と、ここまでが模型雑誌としてのHow to話。
PVC完成品という大量生産可能で人手を介して、
圧倒的クオリティに達する完成品。
それに対抗する為に、
「神がいなくなったのなら神を自分達で作ればいい」と
箱根にあるどこかの司令官ばりに
塗装や人肌の表現を全て射出成型機のみで
達成しようとしているバンダイ Figure-rise LABO。
ランナーから切り取って組み上げるだけで、
ゲート後もほぼなく調色の難しい肌色も完璧、
あまつさえ肌の下の血色まで再現・・・・
アッカーマン家の血筋でもなければ、
自分の意志で巨人化もできない我々は
圧倒的な完成度を持つ
「PVC完成品」
切り取って組むだけで、到底自分では作れない完成度に仕上がる
「Figure-rise LABO」
を前にして、
「自分でランナーから切り取って合わせ目を消す事も、
自分で塗装する事も、
まったく意味なんかないですよね」
と言ってしまうわけですが、
「まったくその通りだ。まったくもって無意味だ。
どんなに完成形の理想を持っていても、
自分の思う通りに工程を送る事ができたとしても、
途中で理想が打ち砕かれても、同じだ。
模型はいつまでたっても模型だ。
ならば自分で作る事に意味はないのか?
そもそも模型を買う事に意味はなかったのか?
今作っている模型もそうなのか?
あの積んである模型達も無意味だったのか?
いや違う!!!
あの模型に意味を与えるのは我々だ!!
あの模型たちを!!
哀れな積みプラを!!!
作ることができるのはモデラーである我々だ!!!
我々はここで作り、
次のモデラーに意味を託す!!!
それこそ唯一この残酷な世界に抗う術なのだ!
モデラーよ切れ!!
モデラーよ磨け!!!
モデラーよ塗れ!!!!----」
とモデルグラフィックスが言っているように、
最近「進撃の巨人」の
リアクション動画をひたすら観ている自分には
聞こえました(笑)
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