ホビージャパン 2023年5月号
アントマン&ワスプ クアントマニア 20230319
シン仮面ライダー 20230317


昨日、満を持して
公開された「シン仮面ライダー」
舞台挨拶ライブビューイング付き
初回上映行ってきました。
当然立川シネマシティで。

劇場入ると
デンデデン
というシン仮面ライダー予告で
流れていたBGMが流れていて
テンション爆上がり~
だったんですが・・・・
本編上映後は
進撃の巨人で例えると
「兄が弟を思う気持ちは良くわかる」
「だから」
「残念だ」
「うおぉぉぉぉーーーーー」
これが
「庵野さんが仮面ライダーを思う気持ちは良くわかる」
「だから」
「残念だ」
「うおぉぉぉぉーーーーー」
この残念だの部分は
本当に残念という意味で・・・・
もうはっきりいうと
かなり残念な出来でした・・・・・
残念ポイントを書いていくと
A4で何枚になるかわからん!!
というぐらいあるのですが、
端的に言うと
庵野さんと同年代の
四捨五入したら60歳ぐらいの
本当に仮面ライダー好きの人にしか
刺さらない&わからないように
作ってしまった。
以前シンエヴァンゲリオン制作時の
テレビの番組で
自分のやりたい事だけをやるなんて
事をせずに観に来てくれた人が
楽しめて興行的にも成功できるような
物を作る=自分の趣味だけでは作らない
みたいな事をおっしゃっていたと思うのですが、
「観に来てくれた人が楽しめる」
この部分が「シン仮面ライダー」狭すぎ・・・・・

観る前にデザインが良かったので
おみあげがてら
買ったA4クリアファイル
まあこれはいいのですが、


入場者特典の
シン仮面ライダーカードパック
舞台挨拶ライブビューイングでは
100万パック用意したとありましたが、
その100万パックですらはけるかどうか
不安なんですけど・・・・
株式会社カラー&庵野監督ですから、
今後の仕掛けもすでに考えて
用意しているかとは思うんですが、
果たして、それを発動させる事が
できる程、お客さんが来てくれるかどうか
とっても心配・・・・
個人的にこの映画を人には
勧めないし、鑑賞は自己責任でとなるし、
客観的にフラットな目で観ても
・カップル、夫婦にも勧められない
・今回シン仮面ライダーPG指定ついたけど
鬼滅もPG指定だったし、子供余裕だろ?
→子供にみせれるPGではありませんでした~
となりお父さんが子供を連れてなんて
しろものではない。
・仮面ライダーが好きすぎて
放映当時の表現を踏襲しすぎて
シンゴジラ、シンウルトラマンで
日本の特撮すげーーー
となったのを、日本の特撮しょぼーーーー
というシンゴジラ以前の認識に
戻してしまった・・・・
・昔どこかで聞いた「庵野さんはもうエヴァンゲリオンしか作れない・・・」
というのが現実化してきた。個人的にはそれでもいいんですが、
一般の人がその世界観をどこまで許容してくれるんだろうか・・・・
あとこれは映画自身のできとは
関係ないですが、
本編上映前に出演者だけの
舞台挨拶というのを初めて
みましたが、初回公開前の
舞台挨拶では当然、出演者も
内容にふれるような事は言う事はできず
上っ面の浅い事しか言う事ができないのは
わかっていてやっている=やらせているんだろうな
と思いつつ、第二弾の舞台挨拶では庵野さんが
出てくるのも用意しているんだろうなと
ここまで思っていても、どうせ上っ面の事しか
言えないんだから、いいから早く本編やれよ!!!
と思ってしまったのも事実だったりして・・・・
とここまでなんだかんだ
書きましたが、こんな個人の感想とは
別にふたを開けたら大ヒットで
余裕で最低合格ラインと言われる、
制作費の3倍以上を稼ぎだして欲しいのですが・・・・・