速報!「全俺が泣いた!」ミッションインポッシブルデッドレコニングパート1

昨日、「ミッションインポッシブルデッドレコニングパート1」を
鑑賞してきました。
スパイ映画とトムクルーズの映画は映画館で
観ると決めている、
そして
還暦のトムが自分でスタントやっている姿を観て
自分も頑張ろうと思う
この点だけで劇場に行きました。
正直期待はしてなかったです。
なのになのに
まさかまさかの
「全俺が泣いた!!」状態に(笑)
まさか
スパイ映画で涙が
浮かんでくる事が
あるとは!!!
MIがうんぬん
というより
スパイ映画って
東西冷戦が終了以降、
東側というわかりやすい
悪い奴ら(笑)が
いなくなり、
露骨に今の悪い奴らを
描くと上映地域によっては
上映してくれないとか
実はスポンサーしていて~とか
まあ昔と違ってめんどくさい事が
多い世の中になってしまったので、
スパイ映画は好きでも、
悪い奴らの設定が
「なぜか幼稚な動機で
全人類を滅ぼすとかいう
極端な行動に走ってしまう、
おまえはいい年して中二病かよ!」
というのばかり。
まずその辺から
物語に入りこめなかったり
していて、
自分の中でスパイ映画は
仮面ライダーとかウルトラマンとか
そういうカテゴリーと同じメンタルで
観るもんだとなってました。
デッドレコニング
そこをやすやすとクリア!!!
今の時代に即してなおかつ
表現方法も秀逸
これでまずは序盤から
物語に入り込めました(^^)

「全俺が泣いた!」
理由は当然それだけじゃない(笑)
スパイ映画のお約束を全て踏襲して、
なおかつMI1~6のセルフオマージュ
いやいやオマージュというのは逆に
失礼。昇華と呼ぶのが相応しい
素晴らしい脚本

そして
忘れてならない
トム自身がスタントやっているという事。
いやいやそんなの
言われなくても
世界中の人が知っているよ!!
って事ですが、
上記で書いたように
秀逸な脚本のおかげで
今までのMIだと
「トムがこのアクションを
やるから、このストーリー、プロット」感が
強かったのが、
デッドレコニングでは
この流れでこの状況になるから
それはそうなるよね!
という納得感しか感じない。
この事で、予告編でも
さんざん観ているスタントシーンで
あっても体が反応してしまって
手から汗が出る出る(笑)
ここで思ったのが、
演者自らスタントするという事の
もの凄い効果。
個人的に自分で
スタントやる方が絶対に偉い!!!
とは思ってません。
アベンジャーズ作品大好きですが、
CGなりスタントをこれでもかって
利用して劇中の中でのリアルを作り上げて、
観客がそれをリアルだと感じれば、
それでいいじゃないかと。
心を動かす要因は
スタントを俳優自身がやる事や
CGを使わない事で決まる訳ではない
ですからと。
ただ今回この記事書いていて
思い出したのがちょっと前に観た
インディアナジョーンズ。
劇中でハリソンフォードが
やったスタントも当然あった
でしょうが、観ていて
スタント、CGを使って
どんなに映像としてリアルにみせていても、
「82歳のハリソンがやれるわけないよな」
と頭に浮かんでしまって、
物語に入り込めなかったのも事実。
逆に82歳のハリソンフォードに
スタント全部やれなんて言ったら、
もうそれは虐待になりますしね。
なにが言いたいかというと、
トム自身がスタントやる事が
すげーで終わらせずに
素晴らしい脚本と
一体となっている事が
すげーーーーという事(^^)
今回のデッドレコニングで
「全俺が泣いた!!!」
となったのは
感動して泣いたという事ではなくて
「まだスパイ映画でこんなに楽しめる事があるんだ、こんなに嬉しい事はない」
という事。
ララァにもトムには
いつでも会えるという事はないでしょうが、
「トップガンマーベリック」を観て
「トム、一生ついていくよ!!!」
って言ったけど、
前言撤回で
「あの世でもついていくよ!!!」
となりました(笑)