モデルグラフィックス 2020年12月号


結論から言います。
モデルグラフィックス12月号、永久保存版です。
特集は皆大好きエアブラシ
それだけ見ると、この手の特集によくある
ダブルアクション、トリガーがあって~
コンプレッサーはこんなのがあって~
基本的な使い方~
という、使っている人がよりよく
使えるになる使い方というより、
エアブラシを持っていない人の
憧れを刺激するだけの事が多いイメージ
なんですが、今回のモデルグラフィックスは

「分解しすぎじゃないか!?」
模型誌としては衝撃的じゃぁないですか。
もう、皆エアブラシ持ってるよね!
という立ち位置からほとんどの記事が
スタートしているので、
そうそうこういう記事が読みたかったんだよ
という内容ばかり。
これだけ中身詰まっていて773円(税別)!
もう投げ売りですよ、大日本絵画さん大丈夫ですか!!
と言いたいレベルです。

エアブラシ特集の全てをUPしたいところですが、
さすがにそれはできないので
ちょっとだけピックアップ。
上記にあるようにうすめ液を変えると結果が
違ってくるという内容なんですが、
エアブラシを使っていて個人的な体験で
いうと、結果も違ってくるのは当然なんですが、
ラッカー塗料ってうすめ液を変えて効果を試行錯誤
する楽しみがあると思っています。
世界的にラッカーがこれだけ使えるのは日本だけで
水性塗料がデフォルトになっていくんじゃないかと
軽くおびえていますが、いくら水性塗料が性能良くなっても
うすめ液がラッカー程種類が多くなるとは思えないので、
使えるかぎりうすめ液でも楽しめるラッカーを
楽しみたいです。
それにラッカーは水性塗料程希釈率シビアじゃなくて
ラフにいけますしね。

個人的に嬉しかったのがこの記事。
L7とこれを使っているんですが、
自分が選択したコンプレッサーが
もっともハイエンドなんだ、
俺の選択は間違ってなかったんだ(笑)
ただ惜しむらくはという点があるんですが、
音が大きいとか振動がとかではなく、
ヤフオクで中古で買って、不具合の為、
新品で買った方が安くなってしまう程に
なってしまった事(笑)
という事でどの記事も最高だったんですが、
あったらいいなと思ったのが、
エアブラシって10年1日のごとく、あんまり
新製品ってでないじゃないですか。
なにが使いやすいですか?とか
どれを買えばいいですか?とか
よくある質問に対しては
最大公約数的な回答として
メジャーメーカーのエアブラシを買えば、
あとは慣れればなんでも一緒的な
回答になるんですが、
せっかくだから、プロモデラーから
こういった製品があればいい的なのも
あれば良かったかなと。
個人的にはトリガー式でカップ一体式のを
今はタミヤしか選択肢がないので
どっか出してくれないかなぁと思っています。
やっぱり選ぶ楽しみ、使い比べる楽しみというのも
ありますから(^^)