リチャード・ジュエル
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ジャケ買いならぬ、この監督作品は絶対観ると決めている
クリントイーストウッド監督作品「リチャードジュエル」
なにかの映画の予告編で観てやるのは知っていたけど、
去年の「運び屋」が自分の記憶では春だったので、
また春だろうと勝手に思っていたら、しれっと公開されていました。
ただ上映されている事を知って、調べてみると以外に上映回数が少ない・・・
これはひょっとしてあまりに観客が入らなくて、こうなっているのか=面白くないのかと
心配して観に行ったらそんな事は杞憂でした(^^)
一回映画観て二つのシーンで涙を流すという自分史上初の出来事が起こりました(涙)
ほんとクリントイーストウッド監督作品って潜水艦映画にはずれなし!!と同じで
外れた事がありません。
それにしても、劇中で描かれたFBI=国家権力ってここまでやるの!?という恐怖感が
すごくて鑑賞中は緊張が続きました。
取り調べに弁護士が同席できるアメリカでこうなんだから、約20日間拘留されて、
おまけに外部との連絡、弁護士の立ち合い、同席不可な日本だったら、
手段とお金がある上級国民はそりゃあ逃げるよね。
もっと言えば捕まったら人権のない〇〇に連れていかれるなんて法律できちゃう国にいたら、
必死になって〇〇するよね。
そんな巨大権力vs社会的弱者である主人公と「あなただけが僕を人間扱いしてくれたから選んだだ」と
言われ弁護を引き受けるフリーの弁護士
こんなん絶対無理じゃん!!!と思いつつ、実話という事しかしらず
実際どうなったかは知らなかったおかげで劇中、緊張感満載&
いつものイーストウッド節で感情を揺さぶられる所はゆさぶられるというとても満足の行く
鑑賞となりました。
あと実話という事もあり、最近の映画でありがちなマーケティング的都合での
配役感が皆無なのも個人的にはポイント高いです。
上映回数は少ない映画ですが、「この映画観て泣かないとかありえんの!?」
と思える良作でしたので是非劇場で鑑賞しましょう(^^)