ダンケルク


昨日の仕事帰りにレコードのジャケ買いのように、この監督だったら無条件で映画館で観ると決めている
クリストファー・ノーラン監督「ダンケルク」観てきました。
イギリス人以外あまり知られていないダンケルク撤退戦、
11月に戦争映画という日本人的には季節はずれな題材
という事で予想通り劇場は結構ガラガラ。
でも予想通り映画館で観て大正解。
最初の30秒程度と終わりの数分以外はずっと快感的な緊張感のおかげで一瞬たりとも目が離せない。
「これは戦争映画ではなくサスペンス」という前評判通りでした。
戦争映画にありがちな「だから戦争はいけないんだ」的な説教くさい演出もセリフもなかったし
(そもそもセリフ自体が全体的に少ない)、この点だけでも邦画の第二次世界大戦ものも見習ってもいたいもんです。
それにしても劇中に出てくるイギリス空軍のスピットファイアは事前情報で本物を飛ばしてると知ってはいても、
どうしても70年前の飛行機がこんなに飛ぶわけがないと思えてしまい、
本物が飛んでいるのにCGに見えてしょうがないという現象が起きてしまいました(笑)
という事でノーラン監督作品は予告編だけ観ると、なにやってんだか、どんな映画だかわからない
&日本の広告屋さんがつけたキャッチコピーが陳腐で行く気にならない人が多いとは思いますが
ハズレはないので「ダンケルク」も映画館で観る事をお勧めします(^^)